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情報大航海プロジェクトとは
1. 情報大航海プロジェクトの背景・目的
今後、ITを通じたコミュニケーションは、テキスト情報から、個人の記録する動画像や会話、放送映像、商品情報やセンサー情報、生産履歴や交通履歴、刻一刻と変化する地理・気候情報など様々な情報媒体に対象を広げ、その利用局面も、情報家電、車載端末、電子タグや、公共交通機関、企業の生産・流通現場、市場の店頭など様々な局面へとダイナミックスに拡大していくことが予想されます。
情報大航海プロジェクトでは、現在のパソコンによるホームページの中だけのテキスト中心の情報検索ではない、個人の生活、ビジネスなどあらゆる局面で、必要なときに必要な情報を解析できる情報基盤(プラットフォーム)を実現することによって、将来の情報経済社会におけるイノベーション創出環境を確立し、わが国の産業の国際協力の向上などを目指します。
具体的には、
- 1.多種多様な情報の中から必要な情報を的確に検索・解析するための「次世代検索・解析技術」を開発するとともに、それらを用いた先進的な事業について実証することにより、技術の普及・展開を図る
- 2.同時に、プライバシー、著作権をはじめとする制度的課題について所要の手当を行い、事業が自律的に展開していくための環境を整備する
などの活動を通じて「制度・環境」の更なる成熟、「技術」の更なる発展を喚起し、より魅力的な「サービス」への創出へつながるイノベーション創出メカニズムを確立し、情報活用基盤(プラットフォーム)の構築を実現することを目標としています。
2.情報大航海プロジェクトの原則
情報大航海プロジェクトの実施にあたっては、以下の3つを原則として展開していきます。
1.ユーザー主導
開発の進行を主導するのは、「次世代検索・解析技術」を利用した実証事業を、自ら展開することを目指しているユーザー企業です。技術の開発と実装化を同時並行的に行なっていくことが可能となり、開発する技術の実用度が高くなることが期待できます。
2.グローバルな貢献
「次世代検索・解析技術」の開発に当たっては、その国際標準化にも合わせて取り組みます。デジュールスタンダード(国際機関による標準)、デファクトスタンダード(事実上の標準)の双方を視野に入れて戦略的な展開を目指すとともに、グローバルな貢献を果たすことが期待できます。
3.オープン化
開発した「次世代検索・解析技術」のうち、基盤的な部分については、オープン化していきます。開発された技術が広く、わが国の産業の競争力強化に資することが期待できます。



